調査結果

予想通り、クールビズの認知度は9割以上と高い。また、実施についても8割以上が「賛成」と回答しており、このキャンペーン自体は意義のあるものととらえられているようだ。
 
ただ、会社レベルで見ると、クールビズを実施している会社としていない会社は、ほぼ半々だった。
さらに、会社でクールビズを実施していると回答した人に、顧客先などに出かけるときと来客時の服装について聞いてみた。すると、出かける際は約60%、来客時は約45%が「スーツの場合が多い」と回答。趣旨に賛成しつつも、実際にクールビズを押し通すのは難しいのが実情のようだ。
逆に、顧客や取引相手がクールビズの服装で来社した際、「まったく不快に思わない」人は8割以上を占めたが、スーツ姿の客にクールビズの服装での来社を「勧めたことがある」人は約2割にとどまった。
結局、クールビズのキャンペーンには賛成だが、相手に不快感を与えるのではという懸念から、なかなか実行に移せないという声が非常に多い。「クールビズで出かけたら取引先で嫌みを言われた」といった話もよく聞くが、実際には大半の人がクールビズの服装の来客に不快感は抱いていないわけで、どうやら相互理解が不足しているようだ。
なんといっても日本の夏は暑い。せっかく浸透しつつあるクールビズを中途半端に終わらせないためにも、積極的にクールビズを取り入れ、周りに勧める意識を持つ必要がありそうだ。
調査結果
■Q1.あなたはクールビズを知っていましたか?
知っていた 93.6%
名前ぐらいは聞いたことがある 5.9%
知らなかった 0.5%
■Q2.クールビズの実施について、あなたはどう思いますか?
賛成 85.4%
反対 3.4%
わからない 11.2%
■Q3.あなたの会社では、クールビズを実施していますか?
去年の夏から実施している
39.9%
今年の夏から実施している(または実施予定) 8.1%
去年も今年も実施していない 44.2%
去年は実施したが今年は実施していない 0.7%
わからない 7.1%
■Q4.Q3で実施していると回答した人に伺います。あなたはクールビズ用に衣服を購入しましたか?(複数回答可)
シャツ 40.2%
ズボン・スラックス等 15.5%
上着 11.7%
靴下 6.2%
4.0%
簡易式のネクタイ 2.0%
ネクタイの代わりのポケットチーフやアクセサリー 1.4%
その他 1.2%
特に購入していない 51.9%
 
■Q5-1.Q3で実施していると回答した人に伺います。夏場に顧客先等に行くときはどのような服装でいますか?
ほぼクールビズの服装 24.8%
どちらかと言えばクールビズの服装のときが多い 16.0%
どちらかと言えばスーツ(ネクタイ・上着着用)のときが多い 25.0%
ほぼスーツ(ネクタイ・上着着用) 34.2%
■Q5-2.Q3で実施していると回答した人に伺います。夏場にあなたの会社にお客様がいらっしゃるときはどのような服装でいますか?
ほぼクールビズの服装 41.6%
どちらかと言えばクールビズの服装のときが多い 24.3%
どちらかと言えばスーツ(ネクタイ・上着着用)のときが多い 15.7%
ほぼスーツ(ネクタイ・上着着用) 18.4%
■Q6.Q5で顧客先等へ行くときクールビズの服装をしていると回答した人に伺います。顧客からクールビズについて何か言われたりしたことがありますか?(複数回答可)
ほめられた(感心された) 14.8%
不快そうな顔をされた 2.3%
嫌みを言われた 2.1%
その他 0.5%
特にない 81.1%
 
■Q7.あなたの会社にお客様がいらっしゃるときは、お客様にクールビズの服装での来社をすすめたりしますか?
いつもすすめている 8.5%
何度かすすめたことはある 11.7%
すすめたことはない 79.8%
■Q8.あなたの会社に、お客様がクールビズの服装でいらっしゃった場合、あなたは不快に思いますか?
まったく不快に思わない 82.6%
多少不快に思う 9.0%
かなり不快に思う 1.0%
わからない 7.3%
■Q9.クールビズについて、意見等がありましたらお書きください。
  • ほとんど衣料業界だけが潤っている気がしないでもないがまあやったほうがいいんだろうとは思う。(37歳男性・会社員・北海道)
  • 先方に勧めるのは抵抗ないが、自分がきるのは抵抗がある。(21歳男性・会社員・岡山県)
  • 地球温暖化へ若干でも効果のあることならば、率先してやっていきたい。(34歳男性・会社員・茨城県)
  • 個人的にはクールビズに賛成で、各社そうあってほしいと願っているが、まだまだ浸透していないのが実情である。ほとんどの会社がそうなれば、他社訪問の際もお互い気兼ねなくクールビズでいられるのに、と思う。(46歳男性・会社員・大阪府)
  • 営業という仕事がら、なかなか実施は難しい。すべての訪問先が受け入れてくれるかどうかは疑問。また、お客様に不快感を与えないような服装を整えるには、それなりの費用もかかり、実施は困難。(47歳男性・会社員・東京都)
  • 元々、スーツは多湿な日本には向いていないものを、無理やり日本に定着させている理解しがたい習慣。クールビズで、いままでの概念を少しでも変えていけるのならば賛成。(26歳男性・会社員・東京都)
  • 営業としては先方がどのように思うかを計ることができないため、クールビズ対応はできない。温暖化抑止は急務な課題であるから、政治家レベルだけでなく、大会社の管理職レベルまで、常識として広まらなくては難しい。(32歳男性・会社員・東京都)