イクメンに関する調査。これまでに育児休業を取得したことがある人は、4%未満。
2011年07月28日
■テーマ:イクメンに関する調査■調査結果:有効回答 2907件
■調査期間:2011年7月19日から7月26日
■対象者:未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性
■キーワード:イクメン,育メン,育児休業,子育て
イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。
厚生労働省のイクメンプロジェクトでは、このようにイクメンを定義しています。
そこで今回は未就学児のいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性にイクメンについて調査しました。
調査サマリー
■男性も育児休業を取得できることを「知っている」のは95%。
■しかし、実際にこれまでに育児休業を取得したことが「ある」人は4%未満。
■育児休業取得者が実際に休んだのは「数日程度」が46%。7か月以上取得したのは5%程度であった。
■育児休業を取得したことがない人の32%は今後「取得したい」と答えているが、31%程度は「取得したくない」と回答。
■「イクメン」という言葉の認知度は、93%。
■「イクメン」が社会に「定着しないと思う」人は、53%と半数を超えた。
■自分が「イクメン」だと思う人は48%。
■Q1.あなたは、男性も育児休業を取得できることを知っていますか?
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
| 知っている | 95.5% |
| 知らなかった | 4.5% |
■Q2.あなたは、これまでに育児休業を取得したことはありますか?
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
| ある | 3.9% |
| ない | 96.1% |
■Q3.どのくらいの期間、育児休業を取得しましたか?
※単一回答/育児休業を取得したことがある人(n=112人)
※単一回答/育児休業を取得したことがある人(n=112人)
| 数日程度 | 46.4% |
| 1週間程度 | 18.8% |
| 2週間程度 | 9.8% |
| 3週間程度 | 3.6% |
| 1か月程度 | 9.8% |
| 2~6ヶ月程度 | 6.3% |
| 7か月~1年以上 | 5.4% |
■Q4.あなたは今後、育児休業を取得したいと思いますか?
※単一回答/育児休業を取得したことがない人(n=2795人)
※単一回答/育児休業を取得したことがない人(n=2795人)
| 取得する予定がある | 0.3% |
| 取得したい | 32.2% |
| 取得したくない | 30.7% |
| わからない | 36.8% |
■Q5.あなたは「イクメン」という言葉を知っていますか?
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
| 「イクメン」を知っていて、意味も知っている | 66.1% |
| 「イクメン」は聞いたことがある程度 | 26.7% |
| 知らない | 7.2% |
■Q6.あなたは、今後「イクメン」が社会に定着していくと思いますか?
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
| 定着すると思う | 4.3% |
| ある程度は定着していくと思う | 37.9% |
| 現時点では定着しないと思う | 37.4% |
| 将来的にも定着はしないと思う | 15.8% |
| わからない | 4.7% |
■Q7.あなたご自身は、「イクメン」だと思いますか?
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
※単一回答/未就学児がいる会社経営・役員、会社員、公務員の男性(n=2907人)
| そう思う | 9.9% |
| ややそう思う | 38.1% |
| あまり思わない | 41.2% |
| 全く思わない | 10.8% |
■Q8.イクメンや子育て、育児休業にまつわるエピソードなどがあれば教えてください。
- 我が家は夫婦でうまく、それぞれができる子育てや家事、地域のイベントに参加している。近所の方の協力も必要!お互い様で、地域で子育てをしているという感じ。(神奈川県:30代:会社員)
- 第1子の2歳ごろ、言葉も多くなってきて自我も芽生え、妻の注意が気に入らなかったのか「嫌い」との発言。さすがに妻もストレスがたまっていたのか、その一言で爆発!妻に外出を促し、私は子供にお説教。二重の気遣いが必要でした。爆発する前からのケアが必要だと痛感した出来事でした。(群馬県:30代:会社員)
- 子供と接することは楽しいし、自身勉強になることもたくさんある。せっかく授かった育児への機会、積極的にかかわってほしいと思う。(山梨県:40代:会社員)
- 育児休業は、国の政策にあわせて本年度より会社においても推奨する方向でいる。まわりでとる人がいないので、取得しようと考えている。(神奈川県:30代:会社員)
- 「イクメン」のネーミングが好きではない。そんな名前がある時点で、まだまだ本当にマイノリティであることを実感する。平日の日中、子供と散歩する毎日は、「子供」をダシにして休んでいるようで、なんだか罪悪感を感じたが、家の中では、本当に日々大変な仕事があると初めて分かった。(大阪府:30代:会社員)
- 現状、中小企業等では育児休業は取れない会社が多いと思う。女性の育児休業すら取らせない(取ろうとすると退職に追い込む)会社もあるのに、男性の育児休業ならなおさら。国にはイクメンプロジェクト以前にそういう現状を知ってもらい、きちんと行政指導してほしい。(鹿児島県:30代:会社員)
- 出産直後で妻が大変なときをそばで見ていたときに、育児休暇を取って自分も子育てをしなければと思ったが、やはり、職場での立場を考えると休暇は取りづらかった。自分の職場では、最近も育児休暇を取る男性職員は少なく、なかなか定着するのは難しいと思う。ただ、子育てをするには、夫婦の協力が絶対に必要だと思う。どちらか一人だけでは、負担が重すぎる。(北海道:30代:公務員)
- 会社に男性の育児休暇制度があっても、休暇をとった場合は無条件にマイナス評価が下され、復帰しても2年間は昇給も昇進もされない暗黙のルールがあり、取得できない。(神奈川県:40代:会社員)
- 所属する団体で男性として初めて育児休業を取得した。上司が支援してくれ、同僚も後押ししてくれた結果、約1ヵ月半、育児休業を取得することができた。出産直後は妻の体力が戻らなかったため、家事全般を担当し、育児にもかかわった。今後、男性の育児休業が普及することを期待している。(千葉県:30代:会社員)
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